企業理念「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」
私たち「日本ゼオン」は、1950年に日本で創業した化学素材メーカーです。
「ゼオン(ZEON)」という社名は、ギリシア語の「大地(ゼオ:geo)」と「永遠(エオン:eon)」を組み合わせた造語であり、その名前の通り「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」を企業理念に掲げています。日本ゼオンの主幹事業は、原油から分離されたナフサ中のC4・C5 留分をベースとしており、独自の技術で抽出された様々な成分を原料として用いた製品群で構成されています。C4留分からは、ゼオン独自の技術であるGPB法を用いて高純度のブタジエンを抽出し、合成ゴムや合成ラテックスを、一方C5留分からはGPI法を用いてイソプレン、ピペリレン、ジシクロペンタジエン、2-ブチン等を抽出し、合成ゴム、石油樹脂、シクロオレフィンポリマー、合成香料等を製造しています。時代の変遷とともに進化を遂げてきた日本ゼオン。
実は私たちの身近な場所に、日本ゼオンの素材が存在しています。
大切にすること「まずやってみよう、つながろう、磨き上げよう」
数え切れない世界初・世界No.1製品を次々に生み出している日本ゼオン。例えば日本製自動車に使われているエンジンの大半には、当社のゴム関連素材が使われています。高機能材料事業では、スマートフォンのカメラレンズに当社の高機能樹脂ZEONEX®が使われており、また、多くのフィルムメーカーが「不可能」とあきらめていた押し出し製法でのフィルム化に成功し、世界に例のない光学フィルムを世に送り出しています。もちろん、成功の陰には多くの失敗もありました。しかし、「あきらめない心」で「挑戦」することで、世の中を変えるような多くの製品を生み出してきたのです。