研究・開発

ゼオンの研究開発の特長

研究開発の特長 - テクノロジープラットフォーム

従来から持つモノマー抽出技術、モノマー合成技術、重合技術をベースに、水素化技術、低不順化技術などの要素技術を開発。さらにその先の事業展開にあわせて様々な独自技術を生み出しています。
ゼオングループの幅広い事業展開は、こうした事業展開を見据えた基礎技術を備えているからこそ実現が可能となっています。
これからも研究開発の効率化を図ると共に、真のニーズに合致した新製品・新技術の開発に努めていきます。

事業分野の要素技術と製品

ゼオンオリジナルの技術 - C5総合展開

日本ゼオンの事業は、原油から分離されたナフサをさらに精製して作られるC4留分やC5留分(炭素原子を4個ないし5個持つ炭化水素類)を中心としています。C5留分からイソプレン、ピペリレン、ジシクロペンタジエンなどのさまざまな原料を抽出し、ポリイソプレンゴム、熱可塑性エラストマー、石油樹脂、合成香料、RIM(反応射出成形)用配合液、高機能樹脂など、幅広い製品群を生み出し、世界でも類を見ない「C5総合利用」を展開しています。

水島工場はC4留分とC5留分の総合利用を基軸とした日本ゼオンの基幹工場であり、世界で唯一のC5総合工場として注目されています。工場における抽出プロセス(GPB法、GPI法)は、日本ゼオンで独自に開発された高純度の成分を製造する技術であり、大河内記念生産特賞、大河内記念生産賞を受賞するなど評価を得ています。

製造現場に近い研究開発

ゼオンの研究員はおよそ400名。研究所は川崎地区のほかに、高岡・徳山・水島の各工場にも隣接して設置しています。製造現場に近い場所に研究開発組織を立地させることで、製造と技術の一体化を図れると共に、ラボスケール実機試作の早期化など、柔軟で効率的な研究開発体制を整えています。

研究ヒアリング

研究所では、1カ月に1度研究ヒアリングが開催されます。これは、中長期戦略に基づく研究テーマについて、その事業性や優位性などを確認する活動です。研究ヒアリングには社長をはじめ、経営陣も毎回参加をし、研究員から開発の進捗状況などを直接ヒアリングしています。こうした「経営戦略と研究戦略の一致」もゼオンの研究開発の特長の1つに挙げられます。