実験
アップルパイは好きかな?アップルパイは独特なシナモンの香りが特徴。あの香り成分を 集めることができるのを知ってるかな。実際に香り成分を抽出して、直接香りを嗅いでみよ う。
・50mLガラス製ビーカーもしくはガラス製容器 2個
・ガラス棒 1本
・ガラス製ロート 1個
・円形ろ紙 1枚
・湯煎用の桶 1個
・市販されているシナモン(粉) 1/6瓶 ※スティック状の場合は細かく砕いて粉にする。
シナモンの香りが強ければ強いほど、多くの香り成分を抽出できます。 シナモンは新品を用意しましょう。
・アセトン除光液 30mL
換気が良く、作業しやすい場所を確保し、保護具(防護メガネ、ゴム手袋)を着用する。
ビーカーにシナモンの粉を入れたら、アセトン除光液を入れ、ガラス棒で5分間かき混ぜる。
☆液状になっていない場合はシナモンをさらに砕くなどして、液状になるようにしてください
ろ紙をなるべく円錐形になるように折り目をつける。 ロートに折り目をつけたろ紙をセットし、ロートの下に空のビーカーを置く。 この時にロートに液体が入っても倒れないよう固定しましょう。
ろ紙の上から1の液体を注ぎ、固体と液体を分離させる。
☆ガラス棒を液体の注ぎ口からろ紙に伝わせるよう、添えてあげると綺麗に液体を移動でき
ます。
液体がロートの上から下に全て流れたら、ろ過操作は完了。
アセトン除光液の沸点は低いため、50°Cくらいのお湯で湯煎し、液体をガラス棒でかき 混ぜながら揮発させる。
☆アセトン除光液を揮発させる際は必ず換気をしてください。
☆ 火気厳禁です。絶対に火で直接 加熱しないでください。
液体がなくなり、ビーカーの中に残ったものがシナモンの香り成分。 抽出したシナモンの香りを嗅いでみよう。
保護者の方へ
保護具着用と換気等を必ず行ってください。
アセトン除光液を揮発する際は湯煎の温度が高くなり過ぎないよう(60°C以下)気を付けてください。
高温では突沸して飛沫がかかる可能性がありますので、かき混ぜながらゆっくり 揮発させてください。
抽出作業は欲しいものだけを多く溶かし、いらないものは溶かさない作業です。 4のろ過操作は固体と液体を分ける作業です。 このような欲しいものだけを取り出す工程を精製といいます。 生物から成分を取り出している事例はたくさんあるので、他に何があるか調べてみましょう。 コーヒーは抽出とろ過をしています。
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