ZEON

耐熱・耐圧マイクロ中空粒子
(研究開発品)

樹脂混錬(耐圧)

ポリプロピレンに二軸混練で中空粒子をコンパウンドして、射出成型を行いました。

軽量化データ

中空粒子添加量が増えると、溶融粘度が上昇することにより射出圧が上がり、比重低下の効果が減りますが可塑剤を用い、射出成型時の溶融粘度をコントロールすることにより、添加量を増やしても、軽量化の効果を狙えます。

中空粒子添加量と比重(重量比)

射出条件と中空粒子の空隙維持

射出成型時の条件のみを変えた中空粒子の耐圧性データです。

保圧と比重の関係
射出圧と比重の関係

空隙維持率(%)=測定比重/理論比重×100

相溶化剤添加と物性データ

相溶化剤を添加することにより、中空粒子添加で軽量化された系においても、大幅な物性低下は発生いたしません。

樹脂 中空粒子
(wt%)
中空粒子
(vol%)
比重
(-)
軽量化率
(-)
曲げ弾性率
(MPa@23℃)
引張強度
(MPa@23℃)
PP 0 0 0.90 1とする 1020 29
PP 20 35 0.76 0.84 1080 26
PP 30 48 0.72 0.79 1110 26

耐熱・耐圧マイクロ中空粒子(研究開発品)についてご興味がある方、
サンプルをご要望の方はこちらからお問い合わせをお願いいたします。

当ウェブサイトでは、お客様のアクセス情報やマーケティングのため、クッキーを使用しています。