コミュニティ

基本的な考え方

安定した事業活動を運営し、よりよい製品・サービスを生み出していくためには、地域コミュニティの発展に貢献し、強い信頼関係を構築することが極めて重要です。
社会貢献とは本来、本業を通じて行うことが基本と考えていますが、企業が社会の一員である以上、山積する社会的課題と企業活動は無関係ではありません。ゼオンでは、より広い視野を持って社会とかかわるために、本業以外の社会貢献活動にも取り組んでいます。
東日本大震災復興支援に関する活動と、各事業所・グループ会社で共通する取り組みを企画するとともに、各事業所・グループ会社が従来から独自に行っている社会貢献活動を加え、各活動の相乗効果も意識しながら展開しています。

震災復興支援

令和6年能登半島地震の被害に対する支援

当社は、令和6年能登半島地震の被災者の皆さまの支援や被災地の復旧にお役立ていただくために、当社工場が立地する富山県氷見市、高岡市にそれぞれ1千万円を寄付いたしました。

東日本大震災復興支援ボランティア

一般の復興支援ボランティアツアーへの参加者を公募し、継続的に社員を派遣しています。費用の全額を会社負担として、社員参加を積極的に後押ししています。

社内チャリティバザー

社員から提供された品物をグループ内で販売、その売上金に会社からの寄付を追加して、寄付しました。

食べて応援

被災地産食材の積極的利用による産業復興応援をしています(高岡工場の社員食堂において、毎月11日に東北産の食材を使ったメニューを提供)。

グループ共通の取り組み

化学実験教室の開催

「未来のノーベル化学賞受賞者を育成しよう」を合言葉に、子どもたちに化学の面白さを伝えるための化学教室を各地で開いています。

Webを通じた次世代育成

SDGsの17の目標の中で4番目のゴール「質の高い教育をみんなに」に対して、当社では子どもたちに“かがく(科学・化学)”の面白さを伝えるために、「かがく実験動画」、「ゼオンキッズ」と2つのコンテンツを用意し、次世代育成に貢献します。

かがく実験動画
当社の社員が、かがく(科学・化学)実験等の様子を撮影した動画です。

「ディスプレイに使われている
不思議な光の世界」

「光の世界へようこそ」

ゼオンキッズ
“かがく(科学・化学)”の楽しさを伝え、小・中学生向けにかがく実験を紹介するサイトです。

事務用品のグリーン購入

グリーン調達の一環として、国内グループ企業で事務用品のグリーン購入に取り組んでいます。

スポーツ施設のネーミングライツ

当社は、徳山工場の所在地である山口県周南市の周南市総合スポーツセンターおよび周南市庭球場のネーミングライツ(施設命名権)を取得しました。2024年4月から5年間、周南市総合スポーツセンターは「ゼオンアリーナ周南」、周南市庭球場は「ゼオンアリーナ周南庭球場」の愛称となります。
徳山市民の皆様がスポーツを通じて心身の健康を保ち、活き活きと輝ける場のご提供に貢献し、周南市の更なる発展に寄与します。

独自プロジェクト

教育支援

各事業所・グループ会社では、高校・高専・大学からのインターンシップや、学校からの工場見学の積極的な受け入れ、学校への臨時講師派遣等、教育機関への支援を行っています。

地域対話

工場では、レスポンシブル・ケア協議会の地域対話への参加、立地自治体や地域住民の方々を招いた見学会などを通じて、環境改善や保安防災などの情報を発信する他、2023年度より各事業所の紹介動画を当社Webサイトへ公開していくことでも、地域との対話を促進していきます。

地域イベント開催・参加

各事業所・グループ会社では、夏祭りをはじめとするさまざまなイベントを開催したり、各種の地域行事に積極的に参加したりするなど、地域社会との結びつきを大切にしています。

地域清掃活動

「役に立ちたい、そして喜んでいただける活動を」との気持ちを込めて、各事業所・グループ会社では、事業所周辺にとどまらず、地域の清掃活動に取り組んでいます。