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大きな進化も細かな積み重ねから
大きな進化も細かな積み重ねから
タイヤの新評価基準・摩耗性を担当。
細かな積み重ねが、大きな進化を生むのです。
総合開発センター エラストマー研究所 / 2010年入社
工学府化学システム工学専攻

入社の理由と新人時代

  • インタビュー写真1

成果を出すために、
「風通しのよい会社」を選びました。

私は最初、「技術の仕事には就きたくない」と思っていました。大学の研究でなかなか結果を出せず、「こんなにつらい研究を仕事にするなんてイヤだ!」と考え、商社やコンサルティング会社などを会社訪問していました。けれど冷静に考えたとき、「つらかったのは、それだけ結果にこだわったから」。研究が自分は好きなのだと思い直し、化学の世界で頑張ってみようという決心をしました。
訪問した企業の中で、日本ゼオンは突出してフランクな会社でした。私は「会社は箱で、そこで自分が何をするかで未来は決まる。風通しのよい雰囲気なら、部署に限らず協力しあってきっと良い仕事ができる」と考えていたので、雰囲気を重視し、迷わずこの会社を選びました。
エラストマー研究所は、合成ゴムや合成ラテックスの研究開発を行っています。私は合成ゴム、中でも自動車用タイヤ用のポリマー開発を担当する部門に配属され、新人時代から物性評価を中心に担当してきました。そして2年目から、タイヤの重要な要求特性である「耐摩耗性」を評価するテーマのリーダーを任されることになったのです。


現在の仕事

  • インタビュー写真2

摩耗の仕組みを分子レベルから観察。
多方面からの評価・解析で、タイヤを進化させます。

タイヤショップに行くと、タイヤに緑色の評価ラベルが貼ってあるのに気付くはずです。今は「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」という2項目で評価されていますが、国によってはここに「摩耗性」という項目を加えようとしています。この新項目の研究が、私の担当です。分子レベルから摩耗の仕組みをとらえ、性能向上を目指します。
タイヤは、ポリマーにシリカやカーボンなどの補強材を混ぜて強度を上げています。しかしこの2つは混ざりにくく、シリカの固まった部分ができてしまうと、削れやすくなるなどの不具合が出ます。ポリマーの分子構造によってシリカとの相互作用がどのように変化するのかを評価し、どのようなポリマー構造なら混ざりやすいのか、強度はどうなるのか、サンプルを作っては測定を繰り返しています。
どんなときにどんな摩耗が発生するか、膨大な条件設定の中から指標となるものを選び出して、それを素材の開発にフィードバックしていきます。根気の必要な地味な作業ですが、私はこういう基礎研究が性に合っているようで、苦になりません。原理とか、「なぜそうなるの?」を追求するのが好きなんですね。
タイヤそのものはタイヤメーカーが作るもので、私たちはその素材を提供するだけ。変なたとえかもしれませんが、「私たちは農家」で「タイヤメーカーはシェフ」だと思います。できるだけ良い素材を提供して、シェフが最高の料理をつくれるようにする。もちろん、どんな素材を求めているかをメーカーと打ち合わせる機会も多くあります。素材開発は、5年10年という長いスパンで進むので、私自身の仕事の成果はまだ形になっていません。一歩ずつ前進している手応えはあるので、早く結果を出したいと願っています。


これからの夢、プライベート、メッセージ

研究センスは、男女差より個人差。
女子会参加者、お待ちしています。

まだまだ女性の比率は少ないと思いますが、その分すぐに名前を覚えてもらえるし、色々とサポートしてもらえたりして、得しているかもしれませんね(笑)。でも、仕事そのものに男女差はありません。研究センスは男女差よりも個人差だと思いますし、新しいものを作る場には多様性が不可欠。より多くの女性が入社してくれるとうれしいですね。
出産後も勤める先輩が多く、安心して長く勤められる会社です。ときどき女子会もやっているんですよ。私も間もなく結婚しますが、これからも色々な仕事に挑戦して、まだ世の中にない、みんながびっくりするような物をいつか生み出したいと思っています。そのために、目の前の仕事にいかに深く取り組み、横に広げていけるかを意識しています。先は長いです。

外からのイメージや知名度でなく、企業はぜひ中身を見て選んでください。規模や見た目よりも、そこで何ができるかだと思います。

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