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高耐熱光学レンズ用樹脂を上市                    ~車載カメラ用レンズにシクロオレフィンポリマーを本格展開へ~印刷用ページ

2017年10月26日


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日本ゼオン株式会社(社長:田中 公章)は、このたび、高耐熱性シクロオレフィンポリマーZEONEX®T62Rを上市しました。ZEONEX®T62Rは、耐熱性が要求される車載センシングカメラのレンズ用に開発された樹脂で、現在はガラスが使用されている同用途での今後の拡がりが期待されます。

自動車の先進運転支援システム(ADAS)に搭載される重要なデバイスであるセンシングカメラは、高温・長時間の環境下で使用されますが、そのレンズ素材として従来のプラスチックの場合、長時間の高熱による黄変劣化、若しくは熱変形をする為、高い視認性が求められるセンシングカメラ用途には適しませんでした。

従来のシクロオレフィンポリマー(以下、COP)は、ガラス転移温度(以下、Tg)を高くすることで優れた耐熱変形性を有する一方で、高温環境下では黄変し易いという性質がありました。このたび当社が開発したZEONEX®T62Rは、154℃の高いTgを有し耐熱変形性に優れ、かつ高温環境下での黄変を抑えることに成功しました。

車載カメラは、視界補助(ビューイング)カメラと画像認識(センシング)カメラに分けられ、双方ともに本格的な普及が進んでいますが、特にADASの普及に伴いセンシングカメラは年率10%以上の伸びが期待される成長分野です。
今後の実用化に向けて開発の進む自動運転システムへの展開も視野に、COPならではの用途拡大を図ってまいります。

*:ADAS=Advanced Driver Assistance System

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