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日本ゼオン、ブルーレーザー用ディスク対応の光ピックアップレンズ樹脂材料を新規開発印刷用ページ

2008年11月6日

現在、2011年の地上デジタル放送への完全移行を前に、大容量のハイビジョン映像の録画・再生を可能にする、ブルーレーザー用ディスクを使用した高密度な記録・再生に対応した機器の普及が進んでいる。
そのような中、2004年に上市したZEONEX340Rは、従来の光学樹脂を凌駕する性能により、青紫色半導体レーザー環境下での使用を可能としたが、今後の高速記録機器普及に伴いレンズの耐ブルーレーザー性能向上が市場から要求されている。

今回、日本ゼオンは、従来ガラスでしか実現できなかった、より強力なブルーレーザーの長時間連続照射試験でも光線透過率変化を最小限に抑える事ができる「ZEONEX350R」の開発に成功した。「ZEONEX350R」は、従来の光学樹脂と同様に射出成形でのレンズ量産も可能なことから、レンズの更なるプラスチック化を促進し、ブルーレーザー対応記録・再生機器のより一層の普及に貢献するレンズ材料となる。
「ZEONEX350R」は、従来のZEONEX® シリーズの新製品として、2008年11月より高機能樹脂事業部が販売を開始する。2010年度売上高20億円以上を計画している。

高機能熱可塑性透明樹脂シクロオレフィンポリマー(製品名 ZEONEX® 、ZEONOR® )は、LCD用光学フィルム(製品名:ゼオノアフィルム®)・拡散板、カメラ付き携帯電話・デジカメ・DVD市場での光学用途において需要が急拡大している。そのような中、今後も市場のニーズに対応した新製品提案を積極的に行う予定。

補足説明

シクロオレフィンポリマー
当社が1990年に世界に先駆けて独自に開発、上市したシクロオレフィンポリマー「ZEONEX® (ゼオネックス)」は、透明性樹脂の中でも吸水性が極めて低く、加熱溶融時に流れやすいため精密成型性が良く、また比重が小さいなどの特性を持つ。さらに本樹脂は高透明性や低複屈折性などの優れた光学特性を有しており、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラのレンズ・プリズム、レーザービームプリンター用 Fθレンズ、光ディスク用ピックアップレンズなど光学用途、その他の分野で使用されている。
また当社は1998年に、高透明性を維持し、耐衝撃性と耐熱性を改良した「ZEONOR® (ゼオノア)」を上市した。LCD用導光板・拡散板、光学フィルム、自動車ヘッドランプのエクステンション、食品用容器、医薬品分野の容器や包装材などに幅広く採用されている。

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