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日本ゼオン、首都圏隣接の川崎工場で環境安全の取り組みを強化印刷用ページ

2007年7月20日

川崎工場は1959年に特殊ゴム(アクリロニトリルブタジエンゴム)を国内で初めて工業化に成功した事業所であるとともに、首都圏に隣接する京浜コンビナート地区に立地することから、かねてより「地球にやさしい都市型工場」をめざして、工場内で発生する有害化学物質の大気放出削減に取り組んできた。
とりわけ川崎工場で製造される特殊ゴムは、近年の自動車産業の好況にともない、重要保安部品用材料の供給者としての重責を担っているが、その製造にあたっては環境への影響を十分に配慮した取り組みを継続しており、化学物質の大気排出量を削減する設備増強をおこなってきた。(2004年4月アクリロニトリル、2005年1月ブタジエン)また、2007年2月には廃水処理設備を増強し、廃水中の全窒素成分の処理能力を2倍に高めている。

この他、「地球にやさしい都市型工場」をめざした省資源・省エネルギー活動の取り組みとしては、コジェネレーション設備も増強し、高効率運転とCO2排出量削減も達成してきている。(2005年12月)

このような「地球にやさしい都市型工場」をめざした環境安全の取り組みとして、このたびの新型産業廃棄物処理施設を導入したものである。
この「乾留ガス化炉方式」の焼却炉は廃棄物をガス化、燃焼することにより、従来に比べて焼却により発生する一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、ダイオキシン類の大気排出量を大幅に削減できる特徴を有しており、今回の施設は、この特徴を活かし、環境に配慮した設計となっている。従来施設と比べ、処理する産業廃棄物の量はほぼ同量だが、有害物質濃度は10分の1に、排ガス量は概ね60%に削減される。
今後も川崎工場では、「地球にやさしい都市型工場」をめざした環境安全の取り組みを継続・強化し、更にゼロエミッションに向け着実な成果をあげてゆくとしている。なお、この設備は、投資金額8億円の10%を神奈川県助成金を申請中。

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