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RIMTEC、R-PENTAMの本格販売を開始印刷用ページ

2007年6月11日

RIMTECはナフサ分解から得られるC5留分中に含まれるジシクロペンタジエン(DCPD)を主原料とした配合液(商品名:PENTAM®[ペンタム]、メトン®)と、この配合液をRIM(Reaction‐Injection‐Molding 反応射出成型)方式で成型した成型物を販売している。この配合液はポリオレフィン系の熱硬化性樹脂原料だが、他の熱可塑性のポリオレフィンより剛性、耐熱性、耐薬品性に優れているという特性を持っている。また、RIM成形法は、極めて短時間で大型形状の成型物や複雑形状の成型物が得られることから、3mもある様な合併浄化槽の筐体や、大型トラック・トラクターなどのボディーパーツ、住宅設備分野での浴槽回りの複雑形状のプラスチックパーツなど世界中で幅広い分野に使用されている。

今回上市したR-PENTAMは次のような特長を有している。
(1) PENTAMに無機系天然フィラーを添加することにより、剛性、耐熱性等を以下の通り高め、加飾性との両立を図ることを可能とした。(比較数値は当社PENTAM比)

  1. 剛性が約2倍に向上(曲げ弾性率が3.7Gpa)
  2. 線膨張係数が約1/2に向上(4.1×10-5cm/cm・K)
  3. 耐熱性が約30℃向上(熱変形温度が128℃)

(2) アクリル系の人工大理石のような加飾材料と、化学的に(化学反応により)接着させることができるため、特段の前処理や接着剤を必要とせず、工程の簡素化・合理化に寄与することが出来る。
なお、線膨張係数を低下させたことで長期的な接着安定性にも優れている。

当製品は4月上旬にパリで開催されたJEC Show、6月上旬に大阪で開催されたプラテックス大阪で発表しており、実績としてはアクリル系人工大理石と積層したユニットバスの部材に採用されている。

RIMTECとしては、このような加飾性と剛性の両立が求められる分野への展開を狙っており、住宅設備分野を初めとした各分野への展開を図ることで、2010年度には約10億円の売上を目標としている。



R-PENTAMで成型した洗い場パンのバックアップ材

表面 表面
裏面 裏面

上記バックアップ材とアクリル系人工大理石を接着した洗い場パン(ユニットバスの部材)
(写真:クリナップ株式会社様ご提供)

洗い場パン
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  • RIMTEC株式会社 管理部
  • Tel:03-5220-8581

  • 日本ゼオン株式会社 CSR統括部門 広報室
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