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日本ゼオン、大型液晶テレビ用の新ゼオノアフィルムを開発印刷用ページ

2004年10月7日

これらは、すでに広く液晶テレビや携帯電話などの液晶ディスプレー(LCD)に使用されているゼオノアフィルム®原反に加え、次の4種のフィルムである。

(1) 低複屈折ゼオノアフィルム原反
(2) 縦一軸延伸ゼオノアフィルム
(3) 横一軸延伸ゼオノアフィルム
(4) 縦横二軸延伸ゼオノアフィルム

新ゼオノアフィルム®は当社の100%子会社(株)オプテス(社長 正宏)が製造・販売し、2005年度に売上高100億円以上をめざすものである。
新ゼオノアフィルム®の特長は、低複屈折性、高い位相差機能の実現と、広幅フィルムでの均一な位相差の発現が可能となることにある。この新ゼオノアフィルム®により、LCDにおいて従来複数枚が使用されていたフィルムの枚数削減が可能になる。さらに、位相差機能と偏光板の保護膜としての機能を共有する構造設計により部材削減、及び製造プロセス簡略化によるコスト削減が可能となり、液晶テレビの低価格化を促進し、その普及に貢献できると期待する。また、新ゼオノアフィルム®は水を吸わない特長をもち、液晶テレビに2枚必要な偏光板の耐久性向上、画面の周囲の光漏れによるコントラスト低下の問題を克服でき、耐久性と品質の向上とが期待できる。
この新ゼオノアフィルム®製造における要素技術は、広幅で均一なフィルムの製造を可能にする押し出し技術と延伸技術にある。従来、偏光板とロールツーロールで連続的貼り合わせが可能な広幅の位相差フィルムの生産は出来なかったが、当社は独自の押し出しフィルム成形技術に加え、NEDOの助成を受けて研究投資した延伸設備とプロセスイノベーションによりこの技術を確立した。また、この新ゼオノアフィルム®を使用するロールツーロールによる貼り合わせ技術もほぼ確立されており、2004年度末から、順次液晶テレビに搭載される予定である。
当社は、2002年10月に世界で初めて溶融押出し法による均一なプラスチック光学フィルム「ゼオノアフィルム®」の製造に成功し、位相差フィルム用の原反フィルムとして販売を開始した。ゼオノアフィルム®は高透明性、低複屈折、低波長分散、低光弾性などの優れた光学特性を有するとともに、低吸湿性、高耐熱性などの特徴を有しており、LCD液晶用光学フィルムとして優れた耐久性の提供が可能であり、急速に販売を伸ばしている。
今回の新ゼオノアフィルム®は次世代大型液晶平板ディスプレーに要求される機能を満足させるものであり市場の要望にあわせ、その普及を一層加速させる重要な役割を担うものである。

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