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ハイライト1【社会に貢献するゼオンの製品】
タイヤのゴムから地球温暖化防止に貢献する“S-SBR”
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タイヤのゴムから地球温暖化防止に貢献する“S-SBR”

「燃費が良い」ということは、自動車の価値の一つとして重要な要素となっています。
実は、タイヤも燃費にかなり影響を及ぼしており、市街地走行では燃費の10%前後、高速道路など一定の速度で走っているときは燃費の20%以上をタイヤが左右していることが分かっています。
タイヤの中でも一定以上の低燃費性能をもったものを「低燃費タイヤ」と呼びます。ゼオンの溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR※1)は、低燃費性能に大きく貢献しています。
一般的な自動車用低燃費タイヤの重量7~8kgのうち、約10%をS-SBRが占めています。タイヤはゴムだけでなくたくさんの材料からつくられており、これらはそれぞれのタイヤメーカーのノウハウでタイヤに仕立てられます。
上図のようにタイヤはいくつかの部位に分けて呼ばれ、ゼオンのS-SBRは地面に接地する「トレッド部」に使われています。
自動車の状態とタイヤの燃費への寄与
タイヤ公正取引協議会Web サイト

※1 S-SBR:Solution-polymerized Styrene-Butadiene Rubber

タイヤはたくさんの材料からつくられる

タイヤの転がり抵抗とは

自動車の燃費には、タイヤの「転がり抵抗」が影響します。転がり抵抗は右図のように3種類の抵抗で構成されています。中でも「タイヤ変形」がその9割を占めているため、タイヤ変形を抑えることが転がり抵抗を小さくすることにつながります。
ゼオンでは、S-SBRの分子構造をコントロールすることで、タイヤ変形を抑えています。
タイヤが走行時に受ける「転がり抵抗」は3つの抵抗からなっている

ゼオンのS-SBRが誇る3つの性質

転がり抵抗が小さすぎるとウェットグリップ性が低くなり、濡れた路面で滑りやすくなります。「転がり抵抗」と「ウェットグリップ性」は、片方が良くなるともう片方が悪くなる、相反する関係にあります。
タイヤメーカーは、ゴムの組成やタイヤの構造、トレッドパターンなど、さまざまな工夫をこらし、「転がり抵抗が小さく、ウェットグリップ性が高い」タイヤを開発しています。
また、耐摩耗性が良いとタイヤが長持ちします。
ゼオンのS-SBRは、分子構造をコントロールする技術で、「ウェットグリップ性」「転がり抵抗」「耐摩耗性」の3つの性質を高いレベルで実現しています。
転がり抵抗とウエット制動距離の相関イメージ

  • S-SBRと補強材のイメージ

低燃費タイヤを通じて自動車全体のCO2低減へ

今、燃費によって自動車の税金が決められているように、いずれライフサイクルCO2によって自動車が選ばれる時代が来るかもしれません。現在、低燃費タイヤと汎用タイヤを原材料生産から廃棄までのライフサイクルで比較すると、低燃費タイヤのCO2排出量は19%低いといわれています※2。ゼオンはS-SBRにより低燃費タイヤの性能を高め、自動車全体のCO2低減に貢献していきます。

※2 「タイヤのLCCO2算定ガイドライン Ver.2」(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)より

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